年間100冊読破プロジェクト~11月編~

どうも読書家の堀田です

気づいたら今年もあと1ヶ月

 

11月は空いた時間を全て読書に捧げました

今月も8冊の素敵な本に出会いました

 

「今年は何をしましたか?」

「僕は本を読みました」

コツコツと何かに没頭すると

「一生の趣味」になると確信しました

最後に書こうと思うのでぜひ最後まで読んでください

 

11月読んだ本

 

83,かあちゃんに会いたい

島田洋七

がばいばあちゃんの家に預けられた昭広少年

唯一大好きなかあちゃんに会えるのが夏休み

そんな夏休みのを待ち望む日々を描き

佐賀のがばいばあちゃんの血を受け継ぐ

とてもパワフルながばいかあちゃん

読めば「かあちゃん」に会いたくなる

笑いと涙の感動作

 

読んでかあちゃんに会いにいきましょう

ありがとうと言いましょう

 

84,舟を編む

三浦しをん

「大渡海」という国語辞典を作るために何年もの年月をかけて発売に向かっていく

営業部員の馬締は後継者を探していた辞書編集部の荒木に引き抜かれ

辞書編集部に異動することに

社内では「金食い虫」と呼ばれてた辞書編集部でだったが

馬締の言葉への愛との粘り強さを生かし

辞書編纂者として輝いていく

 

携帯で簡単に調べられるし

いざとなったら電子辞書を使うこともできる

そんな時代ですが

紙の辞書を触りたくなる

 

85,1リットルの涙橋

木藤亜也

これは文章にはできない

というよりしたくない

自分が書くと薄っぺらくなってしまうから

とりあえず読んでください

いくら悩みがあろうと、うまくいかないことがあろうと

健康であることに感謝をしたい

 

 

86,空飛ぶタイヤ㊤

池井戸潤

父親の後を継ぎ運送会社を経営する赤松

ある時自社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまう

事故原因を整備不良とされ、

容疑者となった赤松は警察からの執拗な追及を受け、会社も信用を失い、倒産寸前まで追い込まれる

事故原因は整備不良ではなく

事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと思い、自社の無実を信じる赤松は家族や社員のために、

ホープ自動車という巨大組織の自動車会社に戦いを挑む

 

心臓をぎゅーーっと握られているような感覚になる

瀬戸際の瀬戸際にいる

㊦巻では今の状況を越えるのか果たしてそのまま落ちてしまうのか

気づいたら㊦巻のページをめくってました

 

87,空飛ぶタイヤ㊦

池井戸潤

下巻に入り状況は良くなり悪くなりを繰り返し

助けてもらえると思ったら裏切られ

1つクリアしたらまた新たな問題が発生する

そして大きな力の前に屈しそうにもなり

そこに手が差しのべられたりもする

一進一退を繰り返し

最後にはどこに向かうのか

 

登場人物それぞれに個性があり、各々の背景がある、大きな組織にうごめく闇、中小企業の葛藤、

とにかく読んでください

ページをめくる右手が止まらなくなります

 

88,風に舞いあがるビニールシート

森絵都

東京のUNCHRで働く女性の愛と葛藤を描いた本編

天才的ケーキ職人の側で結婚と仕事の間で揺れる女性を描いた「器を探して」

捨て犬を保護し新たな飼い主を探すボランティアに主婦が奔走する姿を描く「犬の散歩」

大学の夜間で学ぶ男がレポートの代筆をお願いするため伝説の学生を探す「守護神

仏像に異常な情熱を燃やす職人と親方とのやり取りを描く「鐘の音」

クレーム対応を仕事とする出版社の社員と若いおもちゃメーカー社員の世代間のギャップを描く「ジェネレーションX」

悲しくもなりほっこりもする

予想も当たれば裏切られもする短編集

個人的には「ジェネレーションX」が好き

 

89,となり町戦争

三崎亜記

街の広報紙で突如知ることとなった

「となり町との戦争のお知らせ」

町は今までどおり平穏な日々を送っていたが

主人公のもとに町役場から偵察業務の任命書が届く

見えない戦争

唯一戦争を感じさせるのは広報紙の「戦士者の数」

戦争を公共事業が運営するという不思議な話

 

謎謎謎

読み終えてもわからないことだらけ

スッキリもしないし頭を抱えるほどでもない

僕は好きです

 

90,シャボン玉

乃南アサ

女性や老人のみを狙った通り魔や引ったくりを繰り返し

自棄になりつつある伊豆見翔人

宮崎県の過疎化した村で老婆と出会った

翔人を東京で住んでる孫と勘違いした村人たちは歓迎し

山仕事や祭りの準備にも携わらせた

翔人の荒んだ心を村人たちは優しく包み込む

そして翔人は変わっていく

 

人の優しさで人は変わります

僕は号泣しました

 

本の旅も佳境にきました

途中めんどくさくもなり全く読まない時もありましたね

読まないなら読まないで別に良いんですけどね

誰に言われた訳でもないし

セルフプロジェクトだし

 

コツコツとやればそれは一生の趣味になる

 

ついこの前行きつけの京橋ブックオフに行った

いつものようにほろ酔いで

↑この状態で選んだ本はほぼ面白い

いつものように表紙と中身パラパラして決めようかなとおもってたけど

三浦しをん、池井戸潤、三崎亜記、東野圭吾

百田尚樹、薬丸岳、いしわたり淳也

 

作者順に並ぶスペースで好きな作家を探してた

 

今まで生きてきて趣味といったら

プロレス

好きなレスラー 内藤哲也、三沢光春

好きな技 エメラルドフロウジョン 、不知火・改

好きな試合 小橋健太VS佐々木健介

 

唯一の趣味といえばプロレスくらいだ

 

今年からは本を読みはじめた

なんとなく100冊読もうと決めた

91冊読んだ

友達やお客さんにオススメの本を教えてもらってブックオフに買いにいった

ブックオフに無かったらアマゾンで買った

途中から楽しくなって読みまくった

 

好きな作家ができた

好きな作品と出会った

本好きな人と仲良くなった

 

趣味は?

読書

 

今年が終わって100冊読み終えても

おそらく読み続けると思う

「趣味」になったから

 

野球を向き合ってやった人は草野球という趣味ができるだろうし

同じようにサッカーに打ち込んでフットサルを趣味にしてる人もいる

陸上やってた人は走るのが趣味になると思うし

英語を勉強してたからこそとれるコミュニケーションもある

仕事は趣味です

そんなふうにキラキラ言ってる人もいる

この人たちに共通してると思うのが

 

「コツコツ」とやってきた人

もちろん

「趣味にしよう」

そんな入り口から始まる趣味もあると思う

僕はそれに近い思いでダンスを始めた

 

楽しくていきなり趣味にできたらそれはとても良い

コツコツとやってみて気づいたら趣味になってたら幸せだ

 

何より今後

楽しくて続ける何かがある

打ち込めることがある

没頭できることがある

 

そんなことをたくさん増やしていったら人生はハッピーになる気がする

仕事だけ

趣味だけ

 

そんな片寄った人生は送りたくない

 

コツコツとやっていきましょ

 

今年始まった本の旅もとうとう終章です

 

エピローグで何を思うだろう

楽しみだ( -∀・)

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です